平成30年 6月定例会(第3回) 平成30年第3回
栃木市議会定例会議 事 日 程 (第1号) 平成30年6月8日(金曜日)午前10時開会第 1 開 会第 2 開 議第 3
会議録署名議員の指名第 4 議事日程の報告第 5 会期の決定第 6 市長の所信表明第 7 行政報告第 8 報告第7号~報告第13号及び議案第67号~議案第78号の上程、説明、議案第78号の採決第 9 休会について第10 延会について第11 次会日程の報告第12 延
会出席議員(30名) 1番 森 戸 雅 孝 2番 小 平 啓 佑 3番 浅 野 貴 之 4番 川 上 均 5番 大 浦 兼 政 6番 古 沢 ち い 子 7番 大 谷 好 一 8番 坂 東 一 敏 9番 青 木 一 男 10番 茂 呂 健 市 11番 内 海 成 和 12番 小 久 保 か お る 13番 針 谷 育 造 14番 氏 家 晃 15番 入 野 登 志 子 16番 千 葉 正 弘 17番 白 石 幹 男 18番 永 田 武 志 19番 福 富 善 明 20番 広 瀬 義 明 21番 関 口 孫 一 郎 22番 針 谷 正 夫 23番 大 阿 久 岩 人 24番 平 池 紘 士 25番 松 本 喜 一 26番 小 堀 良 江 27番 梅 澤 米 満 28番 福 田 裕 司 29番 中 島 克 訓 30番 天 谷 浩
明欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 大 川 秀 子 副 市 長 赤 羽 根 正 夫 総 合 政策 茅 原 剛
総合政策部 小 保 方 昭 洋 部 長 副 部 長 総 務 部長 川 津 浩 章
危機管理監 榎 本 佳 和 財 務 部長 杉 山 知 也 生 活 環境 若 菜 博 部 長 保 健 福祉 藤 田 正 人
こども未来 松 本 静 男 部 長 部 長 産 業 振興 高 崎 尚 之 建 設 部長 國 保 能 克 部 長
都市整備部 田 中 良 一 秘 書 課長 永 島 勝 技 監 総 務 課長 名 淵 正 己
会計管理者 岸 千 賀 子 上 下 水道 牧 野 修 一 消 防 長 石 田 栄 局 長
教育委員会 高 橋 一 典
教育委員会 鵜 飼 信 行 事 務 局 事 務 局 教 育 部長 生 涯 学習 部 長 監 査 委員 橘 唯 弘
農業委員会 島 田 隆 夫 事 務 局長 事 務 局長
併選挙管理 委 員 会 事 務 局長 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局長 稲 葉 隆 造 議 事 課長 金 井 武 彦 副 主 幹 岩 崎 和 隆 主 査 藤 澤 恭 之 主 査 高 橋 綾 子 主 査 岩 川 成 生
△開会及び開議の宣告
○議長(
大阿久岩人君) ただいまの出席議員は30名であります。 ただいまから平成30年第3回
栃木市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
△
会議録署名議員の指名
○議長(
大阿久岩人君) 初めに、
会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第87条の規定に基づき、議長において、2番、
小平啓佑議員及び29番、
中島克訓議員を指名いたします。 次に、
地方自治法第121条の規定に基づき説明のため議場に出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付したとおりでありますので、ご了承願います。
△議事日程の報告
○議長(
大阿久岩人君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
△会期の決定
○議長(
大阿久岩人君) 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月27日までの20日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認めます。 したがいまして、会期は20日間と決定いたしました。
△市長の所信表明
○議長(
大阿久岩人君) 次に、日程第2、所信表明についてを議題といたします。 本件につきましては、さきの
栃木市長選挙において
大川秀子市長が当選され、1期目の市政運営に臨むに当たり実施するものであります。 それでは、大川市長より所信表明をお願いをいたします。 大川市長。 〔市長 大川秀子君登壇〕
◎市長(大川秀子君) 皆様、おはようございます。改選後初めての定例会となります6月議会が始まります。本日より27日までの20日間となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 議長のお許しがありましたので、審議に先立ちまして、今後の市政運営について所信を述べさせていただきます。私は、今回の市長選挙におきまして、多くの市民の皆様とお話しする中で、現在市が進めております政策、あるいはサービスと住民が望んでいる政策やサービスとの間に乖離があるように感じました。そこで、市民の皆様の率直な思いを市政に反映し、次世代に夢と希望のある輝かしいとちぎを引き継いでいくために、とちぎ
未来創生プロジェクトといたしまして、3つの柱と10の約束を
マニフェストにまとめました。市政運営に当たりまして、市議会のご承認をいただきました栃木市
総合計画後期基本計画を基本としつつも、市民の皆様とのお約束であります
マニフェストの実現に精いっぱい努めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 本日は、私の
マニフェストでありますとちぎ
未来創生プロジェクトの一端を述べさせていただき、今後の
まちづくりの方向性をお示しさせていただきたいと思います。まず、
マニフェストの基本的な理念というべき3つの柱でございますが、地域間の融和と発展のために、
財政健全化のために、人生100年の
都市づくりのためにの3つを上げさせていただきました。 地域間の融和と発展のためにでは、合併して8年、地域間の融和を図り地域の特性を生かした均衡ある発展と、真の合併の意義を市民の皆さんと共有し、近隣都市との連携を強化し、将来を見据えた県南の
中核都市づくりを目指してまいります。
財政健全化のためにでは、本市は合併後、多くの大型事業を実施してきた結果、財政の硬直化が進み
経常収支比率は県内14市町中の12位となっております。今後も大型事業が予定されていることから、財政状況の悪化が懸念されておりますので、経費の削減に努めますとともに、
事務事業評価を十分に機能させ、既存政策を含めました政策の再考を行い、財政の健全化に努めてまいります。 なお、
財政健全化に向けた具体的な取り組みといたしまして、
文化芸術館の事業費の抑制に向けた検討に着手いたしましたほか、市長報酬の30%削減について、今定例会に議案を提出させていただいたところでございます。また、
都市計画事業などにおける
都市計画税の役割など、公平公正な負担のあり方について検討を進めてまいります。 次に、人生100年の
都市づくりのためにでは、人生100年時代に向かい、新たなライフワークを見据えた施策を構築してまいります。その中で、出生率の向上、産科の設置、健康寿命の延伸、安心安全な
まちづくりなど、トータルな
まちづくりを目指していくことに加え、高齢者が学び、遊び、集い、生きがいを見出せる
居場所づくりを進めてまいります。 なお、喫緊の課題であります出生率の向上について、さらに積極的に取り組んでいくために子育て世代の
経済的負担の軽減策として、長期的な財源の見通しを確保しつつ、小中学校の給食費の無料化を目指してまいります。 続きまして、10の約束について、それぞれの項目ごとに主な内容を説明させていただきます。 まず1、安心して子供を産み育てられる社会のためにでは、保育園の
受け皿整備とともに待遇改善による保育士の確保に努め、待機児童ゼロを目指してまいりますほか、妊娠した女性が地元で安心して出産できる環境を整備するため、とちぎ
メディカルセンターなどへの産科開設を目指してまいります。また、産後ケアの体制を構築し、新しい命の誕生を喜び、子育てしやすい環境をつくってまいります。さらに、働き方改革など社会全体で子育てできる
仕組みづくりを進め、出生率の向上を図ってまいります。 続きまして、2、次代を担う子供たちの健全育成のためにでは、生活援助や学習支援を行える子供たちの居場所をつくるなど、子供の貧困対策に取り組んでまいります。また、
ふるさと納税などを活用した
子ども未来基金を創設し、子育ての
経済的負担の軽減や貧困対策を進めてまいります。また、学習環境を整え基礎学力の徹底した習得を図ることで学習の格差をなくし、学力向上に努めてまいりますほか、
外国語教育を充実し、国際社会の中で活躍できる
グローバル人材を育ててまいります。さらに、子供たちを交通事故から守るため、安全に配慮した通学路の整備を早急に進めます。 続きまして、3、若者が活躍できる
環境づくりのためにでは、若者たちが夢を持ち、生き生きと活躍するための支援体制を整えます。また、栃木駅周辺に高校生にとって魅力ある居場所をつくることで栃木を好きになり、将来は栃木に住みたいと思う若者を育ててまいります。さらに、
スカイスポーツやサイクリングなど、地域に特化した
スポーツ施設の整備を進めてまいりますとともに、市内外の
ネットワーク化を図ってまいります。 続きまして、4、地域産業の発展のためにでは、市内3カ所の
インターチェンジ周辺の整備や
トップセールスなどによる企業誘致を進め、働く場の確保に努めてまいりますほか、
都賀西方スマートインターチェンジを活用した地域産業の振興に取り組んでまいります。また、安心安全な食料を確保するため地産地消を推進するとともに、その
担い手づくりを行ってまいります。また、農商工連携により地場産業を発展させ、食と農の
産業団地整備に着手いたします。また、いわふね
フルーツパークについて、いわふね
フルーツパークなどと連携しながら食育、農業体験、観光の
テーマパークづくりを進めてまいります。さらに、地元商業の振興を図るため、
プレミアムつき商品券発行事業の補助額を増やしてまいります。 続きまして、5、男女が互いに認め合い協力し合う社会をつくるためにでは、審議会や委員会等での女性の積極的な登用や
市女性職員の管理職を増やすなど、より女性の視点に立った市政運営を行い、女性が活躍するまちを推進します。また、ワークライフバランスの実現には、職場環境の改善や働き方の見直しが必要となりますので、
民間企業等にもご理解とご協力が得られますよう積極的に働きかけてまいります。 続きまして、6、誰もが普通に暮らせる
社会づくりのためにでは、障がいを持つ人の自立支援を行うほか、生涯を安心して暮らせる
トータルケアを構築します。また、地域医療を充実し、救急医療を含めたとちぎ
メディカルセンターとの連携を強化し、利便性の向上を図ってまいります。 続きまして、7、安心して老後が迎えられる社会、生涯現役のとちぎのためにでは、在宅医療の促進、在宅介護の援助の充実を図ってまいりますほか、
ひとり暮らしの高齢者の支援に取り組んでまいります。また、高齢者が生きがいを持ち自分の持つ能力が発揮できる
まちづくりを進めてまいります。さらに、健康寿命の延伸を図るため
グラウンドゴルフや
ターゲットバードゴルフなど、施設整備や
健康ウォーキングコースの整備に取り組んでまいります。 続きまして、8、災害に強い
まちづくりのためにでは、豪雨に対応できる河川整備と管理、
雨水排水設備の整備を県と連携して進めてまいります。また、
自主防災組織の拡充を図るとともに、防災意識の向上に努めてまいります。さらに、空き家対策としての建物の再利用を積極的に図るとともに、危険と思われる建物については法的な措置を図ってまいります。 続きまして、9、歴史文化の薫る
まちづくりを推進するためにでは、各地域の文化資源などの魅力を生かし、国内外の観光客を呼び込みにぎわいをつくることで、観光立市を目指してまいります。また、歴史的景観を生かした
まちづくりの整備を進めるとともに、蔵の
街大通り周辺地域を含めた重伝建のさらなる拡充を図ります。さらに、栃木市をつくり上げた歴史的人物、文化人、芸術家及び事業家の顕彰を推進いたします。 続きまして、10、市民協働の
まちづくりの充実のためにでは、住民自治の推進を図り、地域会議、機能の充実を図ってまいりますほか、市民が主役の
まちづくりのために対話の機会を増やしてまいります。また、情報発信、説明責任、情報の共有、
コンプライアンス意識を持って市政を遂行してまいります。また、
まちづくりを進めるため、優先して人づくりに取り組んでまいります。さらに、各総合支所になんでも相談窓口を設け、
市民サービスの向上を図ってまいります。 以上が私の
マニフェストの概要でございますが、市民目線、女性の視点で捉えました今の栃木市に必要な施策をまとめたものでございます。実現に向けまして、さまざまなハードルがあることは十分に承知しております。特に財源の問題につきましては、私は財政の健全化を
マニフェストの理念として掲げておりますので、将来財政悪化を招くような事業実施は避けるべきと考えております。 公共施設の統合、再編や資産の有効活用、人件費の抑制など、さらなる行財政改革の徹底により、しっかりと財源涵養を図りつつ、
行政評価制度による事業検証の実効性を高めることにより、事業の整理、見直しを進め、優先順位を意識しながら事業の具現化に進んでまいります。そのために、現在
マニフェストを総合計画の施策として落とし込む作業が完了し、施策の実現に向けて動き出したところであります。 今後、厳しい道のりが想定されますが、職員の経験や知恵を結集し、私もリーダーシップを発揮する中で、実現の方策を見つけてまいりたいと考えておりますので、市民の皆様のご理解とともに議員の皆様方におかれましても、ご助言、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最近では、各方面で本市に注目が集まるようになりまして、
UIJターンの皆様を初め、若い方々がさまざまな活躍を見せるようになってきております。そうした次世代を担う若い方々の活躍を温かく見守り、必要な支援をしていくことが大切であり、そうした思いの広がりは、愛にあふれるまちとして、全ての市民が住みやすさを実感していただける
まちづくりにもつながっていくものと思っております。実際本市には、
ビッグハート、大変大きな谷中湖、そして熱気球の
ハートランド号、太平山神社のハートなど、たくさんのハート、愛にあふれております。今後は、ハートのあるまちとちぎとして、老若男女全ての人が輝き、たくさんの人が集う新しい栃木市を実現していくことをお約束し、所信の表明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
大阿久岩人君) ありがとうございました。 これをもって所信表明を終了いたします。
△行政報告
○議長(
大阿久岩人君) 次に、日程第3、行政報告についてを議題といたします。 当局から報告がありますので、お聞き取り願います。 大川市長。 〔市長 大川秀子君登壇〕
◎市長(大川秀子君) ただいま上程いただきました行政報告について申し上げます。 初めに、
渡良瀬遊水地シンボル施設整備事業、正式名称、栃木市
渡良瀬遊水地ハートランド城オープンについて報告いたします。本事業は、国の
地域再生拠点整備交付金を活用し、藤岡スポーツふれあいセンターの改修工事を行ったものであり、
渡良瀬遊水地の総合的な案内機能を有するビジターセンターとしてリニューアルし、4月1日に栃木市
渡良瀬遊水地ハートランド城としてオープンをいたしました。本施設は、
ハートランド構想に基づく動植物などの自然環境の保全及び
渡良瀬遊水地が有する資源の賢明な利用を促進し、あわせて遊水地の魅力を伝える情報発信を行うことを目的としております。 4月7日、8日には
オープン記念イベントを開催いたしまして、本市が
ヨシ細工スタッフ養成講座を通して人材養成をいたしました
ヨシ細工スタッフによるミニよしず
体験コーナーや、
ガイドクラブによる動植物のパネルや、
大型スクリーンでの遊水地の成り立ちについてDⅤD映像の解説などを実施いたしました。当日は、市内外からお子様を含め多くの方にご来館をいただいたところであります。 なお、4月の1カ月間に合計で約1,000人のご来館をいただいております。今後につきましても、
渡良瀬遊水地における情報発信の拠点施設としてさらなる充実を図り、積極的なPR活動に努めてまいります。 続きまして、
梶山弘志内閣府
地方創生担当大臣の栃木市視察の対応についてご報告いたします。本件につきましては、
梶山弘志内閣府
特命担当大臣が埼玉県行田市、栃木県佐野市、そして本市を視察に訪れることになったため、視察の受け入れなどの対応を行ったものであります。今回の視察では、本市が
地方再生コンパクトシティに選定されたことを受け、中心市街地の閉店した百貨店を活用した市役所庁舎の整備事例として、
市役所本庁舎や
まちづくり団体からの提案を受け、若者の創業支援や地域資源の活用を図るため、
地方創生加速化交付金を活用して整備いたしました
パーラートチギをごらんいただきました。
パーラートチギでは、福田県知事も同席され、施設の運営者であり、
UIJターンによる本市に移住した若者から施設の説明や成果の説明を受けるとともに、活発な意見交換もなされました。視察後には、梶山大臣から
地方創生関連交付金活用事業の好事例として、
パーラートチギの取り組みを全国に広く紹介したいとのご意見をいただいております。 続きまして、平成30年度
関東国道協会通常総会並びに
道路整備等に関する国への要望活動についてご報告をいたします。
関東国道協会は、
関東甲信地域の国道を初めとする各種道路の重要性について、広く国民に説明、理解を求めるとともに、魅力ある地域社会と豊かな国民生活の実現を図るため、会長の神奈川県厚木市が中心となり、1都8県340市区町村の組織により活動を推進しております。 本市は、本協会の発足の平成2年度から副会長市として、また下部組織の栃木県協議会の会長として、圏内の県やまちと連携を図りながら本協会の活動に積極的にかかわっております。平成30年度の通常総会は5月21日、東京都内で開催され、
国土交通省との意見交換の中で、
都賀西方スマートインターチェンジの早期供用に向けた重点的な予算の支援を要望いたしました。 また、本協会として
国土交通省及び財務省に対して、地域の安全安心な暮らしの確保のために
交通安全対策の推進や点検、診断、補修等に対する補助制度の拡充を図ることなど、全18項目について会長以下11名の首長により要望活動を行ったものであります。道路整備に対する予算は厳しい状況が続いておりますが、今年3月末に補助金の交付率等の
かさ上げ措置の法案が成立いたしまして、今年度以降の10年間継続されたことは、協議会等の活動の成果であると思いますので、今後も国道を初めとする地方の道路整備を推進するため、積極的に協力してまいります。 最後になりますが、これまで行ってまいりました
ケーブルテレビ及び広報とちぎにおける市長通信につきましては、市民の情報発信、情報共有を図るためのコーナーといたしまして各部各課で担当をいたしまして、情報提供の場となりますよう努めてまいりますので、ご承知おきいただきますようにお願いいたします。 以上、ご報告を申し上げましたが、議員の皆様を初めそれぞれの事業にご協力を賜りました皆様に対し、この場をおかりいたしまして、改めて深く感謝を申し上げますとともに、引き続きのご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、行政報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
大阿久岩人君) ありがとうございました。 ただいまの行政報告につきましては、聞き置く程度といたします。
△報告第7号~報告第13号及び議案第67号~議案第78号の上程、説明、議案第78号の採決
○議長(
大阿久岩人君) 次に、日程第4、報告第7号から日程第10、報告第13号までの報告7件及び日程第11、議案第67号から日程第22、議案第78号までの議案12件を一括して議題といたします。 当局から報告及び提案理由の説明を求めます。 大川市長。 〔市長 大川秀子君登壇〕
◎市長(大川秀子君) ただいまご上程いただきました各案件の概要につきまして、順次ご説明を申し上げます。 今回提出いたしました案件は、報告事項が7件、補正予算が2件、条例の制定が1件、一部改正が6件、その他の案件が2件、人事案件が1件の計19件であります。 議案書の1ページをごらんください。報告第7号 平成29年度栃木市
一般会計継続費繰越計算書であります。本件は、(仮称)
地域交流センター等整備事業について、継続費の年割額の未執行分4億8,740万7,000円を平成30年度に繰り越しいたしましたので、報告するものであります。 3ページをごらんください。報告第8号 平成29年度栃木市
一般会計繰越明許費繰越計算書であります。本件は、
職員課一般計上事務費ほか39事業について、支出の終わらなかった13億8,747万2,000円を平成30年度に繰り越しいたしましたので、報告するものであります。 次に、9ページをごらんください。報告第9号 平成29年度栃木市
下水道特別会計繰越明許費繰越計算書であります。本案は、
公共下水道建設事業ほか1事業について支出の終わらなかった1億6,888万円を平成30年度に繰り越しいたしましたので、報告するものであります。 次に、11ページをごらんください。報告第10号 放棄した債権の報告についてであります。本件は、栃木市債権管理条例の規定により市の債権503万9,518円を放棄いたしましたので、報告するものであります。 次に、12ページをごらんください。報告第11号から報告第13号までの3件は、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、市が出資している法人の経営状況を説明する書類を提出するものであります。 まず、報告第11号 栃木市土地開発公社の平成30事業年度事業計画書の提出についてであります。本件は、平成30事業年度の事業計画及び予算について、別添事業計画書のとおり提出するものであります。 次に、13ページをごらんください。報告第12号 一般財団法人栃木市農業公社の平成30年度事業計画書の提出についてであります。本件は、平成30年度の事業計画及び予算について、別添事業計画書のとおり提出するものであります。 14ページをごらんください。報告第13号 株式会社観光農園いわふねの平成30年度事業計画書の提出についてであります。本件は、平成30年度の事業計画及び予算について、別添事業計画書のとおり提出するものであります。 次に、別冊となっております補正予算書の3ページをごらんください。議案第67号 平成30年度栃木市一般会計補正予算(第1号)であります。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1億4,528万円を減額し、予算総額を641億6,472万円といたしたいというものであります。 歳出の主な内容でありますが、2款総務費は、地域おこし協力隊活動事業費を増額いたしました。 3款民生費は、介護保険特別会計繰出金及び生活保護運営対策事業費を増額いたしました。 4款衛生費は、母子保健事業費を増額いたしました。 6款農林水産業費は、県単独農業農村整備事業費(大平)を新規に計上し、むらづくり施設管理運営委託事業費を増額いたしました。 7款商工費は、とちぎ江戸料理誘客促進プロジェクト事業費を新規に計上いたしました。 8款土木費は、下皆川・富田地区土地区画整理事業費を新規に計上し、木造住宅耐震化促進事業費を増額いたしました。 9款消防費は、防災事業費を増額いたしました。 10款教育費は、小学校洋式トイレ改修事業費及び小学校屋内運動場改修事業費を減額いたしました。 歳入につきましては、国庫支出金、繰入金、市債等を減額いたしました。 次に、7ページをごらんください。議案第68号 平成30年度栃木市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)であります。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ323万9,000円を追加計上し、予算総額を144億6,160万6,000円といたしたいというものであります。 歳出につきましては、介護保険システム改修事業費を増額いたしました。歳入につきましては、国庫支出金及び繰入金を増額いたしました。 議案書にお戻りいただき、15ページをごらんください。議案第69号 栃木市長の給与の特例に関する条例の制定についてであります。本案は、市長公約である市の
財政健全化を進めるに当たり、市長の給与を減額する措置を講じるため、本条例を制定いたしたいというものであります。 17ページをごらんください。議案第70号 栃木市税条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、地方税法の一部改正に伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 45ページをごらんください。議案第71号 栃木市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、地方税法の一部改正に伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 49ページをごらんください。議案第72号 栃木市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 次に、51ページをごらんください。議案第73号 栃木市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 54ページをごらんください。議案第74号 栃木市観光情報物産館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、栃木市観光情報物産館の管理運営を直営から指定管理者に変更することに伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 次に、60ページをごらんください。議案第75号 栃木市風致地区条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、独立行政法人水資源機構法の一部改正に伴い、所要の改正をいたしたいというものであります。 次に、62ページをごらんください。議案第76号 財産の取得についてであります。本案は、栃木市消防団に配備中の消防ポンプ自動車2台が老朽化したため、消防ポンプ自動車2台を3,002万4,000円で
合資会社渡辺商店から購入いたしたいというものであります。 次に、63ページをごらんください。議案第77号 財産の処分についてであります。本案は、栃木ウーヴァフットボールクラブの練習場用地として、栃木市岩舟町三谷地区の土地1万5,979平方メートルを2,700万円で株式会社日本理化工業所に売却いたしたいというものであります。 次に、議案書及び議案説明書その2の1ページをごらんください。議案第78号 教育長の任命につき同意を求めることについてであります。教育長の任命につきましては、5月8日に開催されました議員全員協議会においてご説明をいたしましたとおり、平成26年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、
教育委員会委員長と教育長を一本化した新教育長を地方公共団体の長が、議会の同意を得て任命することとなりました。本案は、この新たな制度のもとでの教育長として、青木千津子氏を本年6月11日付で任命することについて、議会の同意を求めるものであります。 青木氏は、公立中学校教諭として昭和62年4月から栃木東中学校に勤務され、その後市内の中学校や下都賀教育事務所での勤務を経て、平成20年4月からは旧栃木市、そして本市の学校教育課長として3年間、本市の教育行政に携わっていただきました。その後、寺尾中学校の校長を経て、平成28年4月からは大平南中学校の校長として、学校運営に当たっていただいております。青木氏は、言うまでもなく人格が高潔で、学校運営はもとより教育行政にもすぐれた見識を有していることから、新しい制度のもとでの教育長として、その卓越した手腕をいかんなく発揮していただけるものと確信しております。 以上が各案件の概要であります。何とぞ慎重にご審議の上、議決を賜りたくよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
大阿久岩人君) ありがとうございました。 以上で当局からの報告及び提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号につきましては、人事に関する案件でありますので、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 お諮りいたします。議案第78号は、教育長の任命につき同意を求めることについて採決いたします。本案は、これに同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認めます。 したがいまして、本案はこれに同意することに決定いたしました。 次に、お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第7号から報告第13号までの報告7件及び議案第67号から議案第77号までの議案11件に対する質疑については、6月15日の一般質問終了後に行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
△休会について
○議長(
大阿久岩人君) 次に、お諮りいたします。 あす6月9日から6月11日までの3日間は、議案等の審査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
△延会について
○議長(
大阿久岩人君) 次に、お諮りいたします。 本日の会議は、これをもちまして終了いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大阿久岩人君) ご異議なしと認めます。 したがいまして、本日の会議は終了することに決定いたしました。
△次会日程の報告
○議長(
大阿久岩人君) 次の本会議は、6月12日午前10時から開き、一般質問を行います。 なお、議案等に対する質疑をされる方は、6月11日月曜日の午後5時までに発言通告書を提出願います。
△延会の宣告
○議長(
大阿久岩人君) 本日は、これをもちまして会議を終了いたします。 (午前10時45分)...